訪問看護の利用者様から、内服の飲み間違えや、飲み忘れをしてしまうなど、相談を受けることがあります。そんな時に心強いのが「お薬カレンダーです。

カレンダーのポケットは、「朝、昼、夕、寝る前」と1日4回に分かれおり、1週間分準備することができます。
毎回、そのポケットに入っている薬を飲めばよいので、飲み間違えを防ぐことができます。また、部屋の見えるところに置いておくと飲み忘れていても目に見えるので、飲み忘れに気づくことができるのです。

利用者様のA氏は複数の病院から薬が処方されており、毎回何を飲むのか考えるだけで大変で、分からなくなることや間違えることがあると言われています。

 「お薬カレンダー」のことを提案すると、使用したいと言われるので、訪問看護の時に一緒に薬をセットしています。薬を一緒にセットする中で、訪問員と薬について話をして服薬に対する意識も高まっています。

今ではほとんど飲み忘れなく服薬を行えており、Ａ氏も「お薬カレンダーを使ってよかったよ。」と言われています。これからも「お薬カレンダー」を使って、利用者様が地域で安心して生活できるように一緒に服薬管理を行っていきたいと思います。