*個性に合わせた作業活動*
精神科訪問看護では、一般的な訪問看護では行なわれるケア(医療装具の交換、バイタル等の確認、排泄処理等)とは異なるケアがあります。会話を中心としてその人の回復を支えていく支援です。
今回は施設入居中のS様宅での訪問看護のご紹介をさせていただきます。
S様宅では子供の頃遊んだ塗り絵や、あやとりを一緒に行ないながら関わりを進めていきます。
この塗り絵は、Sさんがリクエストした「ポパイ」を題材にしたものです。
同じポパイですが、色配分をご自分で考え、丁寧に仕上げています。
まるで今にも動き出して力自慢しそうですね!
次はスタッフと一緒にあやとりに挑戦!
50年ぶりにあやとりをしたそうですが、昔やっていた事は体が覚えているのですね。
スッスッとひもをすくって形を作っていました。子供の頃を思い出しながら自然と会話が弾み、
表情も和らいでいきます。
このように利用者様の得意な事や、興味あることに注目し、意欲回復や向上を図っています。
利用者様から「楽しかった、今度は○○をしたい」こんな言葉がスタッフの励みにもなっています。
作業をしながら、コニュニケーションを取る事で、日々の困りごとや悩み等のアドバイスもしています。
これからも、利用者様の様々な作品作り、作業を通してコミュニケーションを図り、
その人らしく快適に暮らしていけるようサポートしていきたいと思っています。
交通アクセス情報
住所: 〒332−0023
埼玉県川口市飯塚1−13−6 岩田屋ビル1階
【電車でお越しの場合】
- 川口駅より徒歩8分
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川口駅西口より国際興業バス系統[川51]のバスで
「西口通り」下車、徒歩約1分