*目標に向けての利用者様との関わり*
今回は、50歳代の統合失調症の女性の方についてについて、訪問看護を通しての関わりを紹介したいと思います。
普段は、作業所へ通所しており、普通に近隣の方々が挨拶をしたり、日常的な会話をし足り出来ています。その会話が家の中で生活をしている時に幻聴として聴こえてしまう事があり、自分の悪口を話していると思ってしまう事もあるようです。時には、その幻聴のために、家の中で怒鳴ってしまうこともありました。ソワソワ感や、幻聴を無くして安定した生活を送って生きたいという思いがあります。
利用者様の目標として、「もう入院はしたくない」「このまま地域包括での作業を続けたい」 などと話をしてくれています。 そのため、訪問看護では、内服薬管理として、① お薬カレンダーを使用して確認をしています。② 日付け記入をしてセットするお薬以外の内服は、缶に入れて保管しています。③ 訪問日の月曜日から水曜日までの分、水曜日から月曜日までの分の2回を行なっています。
朝薬が飲まれない時は、伺った際に内服服用しています。眠れなかった日には、考えたりすることも出来ず頻回に欠伸をしている為、頓服の使用、不眠時薬の使用を話しています。作業所がある日は、昼薬を巾着へ入れて持参しています。
利用者様からは、訪問看護を受けているとお薬カレンダーを一緒に確認できて安心しています。生活で困った事、体調の事など相談できて助かりますと話されています。訪問看護で毎回、一緒に考えていき、どのようにしていくことが大事なことか問題解決を行なっています。これからも続けて、利用者様と目標に向けて実践するために支援をしていきたいと思います。
交通アクセス情報
住所: 〒332−0023
埼玉県川口市飯塚1−13−6 岩田屋ビル1階
【電車でお越しの場合】
- 川口駅より徒歩8分
-
川口駅西口より国際興業バス系統[川51]のバスで
「西口通り」下車、徒歩約1分