＜服薬自己管理がうまくできなくなってしまった統合失調症の60代男性利用者様＞

認知機能の低下や内科治療で薬が増えたことで服薬自己管理が困難になり、１年ほど前から服薬カレンダーを使用しています。

当初は慣れずに混乱し、服薬も不規則になって精神状態も不安定でしたが、訪問時に利用者様と一緒にセットを行う中で、薬の必要性を伝えたり、飲み方を一緒に確認していく中で少しずつ慣れていき、服薬も順調に行えるようになり、心身共に安定していきました。

最近では薬セットに対し前向きになり、ご自身で考えながらカレンダーにセットされています。

体調が安定したことで、「薬は大切だね、飲まないと調子が悪くなるからね」と、薬の必要性を再認識されています。

今後も服薬管理を一緒に行いながら、利用者様の自立・自主性も尊重しながら、地域で安心して生活できるよう支援させていただきたいです。