ストレスの軽減と減量を目的に運動を提案した事例について
<内科で減量を指示されたことにより、運動を考えるようになった統合失調症の50代女性>
今回の利用者さんは、愛犬の死後、気分が落ち込みがちでストレスによる過食もあり、体重が増えてしまいました。
これまでは運動に対し前向きになれませんでしたが、内科で減量を指示されたことを機に、運動することを考えるようになりました。
一人ではやる気になれないとのことで、訪問看護で伺った際に散歩を行うことを提案したところ、
「やります!」と前向きな返答が聞かれました。
漫然と歩くだけではなく、課題を明確にして取り組むため、自宅から目印までの往復を15分で歩くという目標を一緒に決めました。
開始当初は20分程度かかり、終わり際は少し息切れする様子が見られましたが、週2回繰り返し行ううちに、歩行ペースが上がり目標としていた15分以内で歩けるようになり、息切れも見られなくなりました。
また単身生活の不安から表情が曇りがちだったのに、次第に明るい表情を多く見せるようになりました。
今のところ減量はできていませんが、体重はキープしています。
生活面の不安がモチベーションの低下につながりやすい方なので、日常生活の困りごとを傾聴し一緒に解決しながら、今後も運動を継続することで、減量目標も達成できるようサポートしていきたいと思います。

交通アクセス情報
住所: 〒332−0023
埼玉県川口市飯塚1−13−6 岩田屋ビル1階
【電車でお越しの場合】
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川口駅西口より国際興業バス系統[川51]のバスで
「西口通り」下車、徒歩約1分